しなの鉄道 S15編成 検査前最後の信越山線。

 

コロナが多少落ち着いてきましたね。外出のお許しがボチボチ出始め、人通りも増えてきました。私の周辺でも近場の外出が許可され、少しずつですが日常に戻りつつあります。ただ、いきなり県をまたぐような移動はいかがなものか、政府の言うことばかりに従うのではなく、少ない脳みそで自分なりに考えて行動している今日の私です。

 

 

 

先日、しなの鉄道のSR1系が7月よりライナーとして投入されると発表がありました。それと同時に北しなの線の一部列車が置き換えられるという発表があり、平日、土休日共に14時22分長野発の列車(とその折返し)はSR1系の運用となるようです。 追記:北しなの線だけでなくしなの線も何本か対象があるみたいです。

発表前、たまたまその列車に乗車する機会があったので様子を振り返ることにしましょう。

 

 

 

蛇足ですが、年とるといい年した老人になるまでお安い切符というものは中々無く、しなの鉄道の長野側も同じような状況です。ただ「軽井沢・長野フリー切符」という切符を提示、または同時購入するという条件で購入できる「北しなの線リレー切符」という商品はわずか510円と良心的な値段で、旧信越山線の長野県区間をお手軽に楽しむことが出来ます。

ちなみに北しなの線フリー切符という単独の商品もあり、こちらは1020円。これでもかなりお得な商品です。(長野~妙高高原は800円)

 

 

 

この日は朝から先述の両フリー切符を使ってぶらぶらしておりました。この日いっぱいで115系S15編成が検査のためしばらくお休み・・・と言うわけで狙い撃ちをすることに決めました。その列車がたまたま置き換えられる運用だった。という訳です。

 

 

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黒姫の駅そばと迷いましたが、妙高高原まで行って往復乗ることにしました。昼間ですが酒を片手に乗り込みます。

ちなみにこの列車は必ず車掌が乗務する運用だそうです。切符収集にはありがたい列車です。しなの鉄道の補充券は範囲が広く一度買ってみたくなるような切符です。

 

 

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下り列車だと進行方向左側が人気なようですが、右側もなかなか綺麗なもんです。雨が降ると濁流になってしまうのでその時は左側が良いでしょう。

豊野を過ぎるとガクッとお客が減ります。少なくなったお客もオタクはおらず落ち着いています。運用が乱れない限りもうこのスジで走る長野色に乗ることは出来ません。そもそもS15がそのままの色で出てくるかも謎ですが。

 

 

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妙高高原に着きました。折返しが5分ほどの列車が多い中、この列車は30分以上停車します。今日が検査前ラストであることからカメラを持ったオタク達もちらほら。雪景色の写真も撮ってみたいもんです。

 

 

 

 

f:id:kawarimononeet:20200620181003j:plainこの駅、1番線に入る列車が極端に少ない(確かトキ鉄3本+雪月花)ので115系の編成写真を撮るにはかなり好都合です。天気次第で違った写真が撮れ、ホームからの光もばっちり当たります。特に模型資料をお集めの大きなお兄さん、115オタクの皆さんはよだれダラダラ間違いなし。

 

 

にしても一昔前の信越山線を思い出します。特急あさま、白山などの定番特急からスキー臨(要はシュプール号)まで多くの列車がこの駅やお隣の黒姫駅を目指しました。この駅20年前は季節限定の臨時とは言え、三大都市圏から直行の夜行列車が走ってたんですよ。三セク化された今では信じられません。

 

ちなみに直江津側には

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そのシュプール号の停目が残っています。他にも14両の停目なんかも残っているのでコロナがもう少し落ち着いたら見に来るのも良いかもしれません。

 

ではまた。